6月12日 距離感(その3)

昨日も、そして今日もランディングにエゾシカが。

 関野さんの所のマルチ(地面に敷設したビニール)にも随分踏み跡があり破けてしまっているところもある。「まあ、この程度なら・・・」と関野さんは言うが・・・
 近年、この『エゾシカ』が爆発的に増加している地域が多い。増加の理由は『暖冬傾向』『狩猟の減少』『オオカミの絶滅』・・・いろいろ言われてはいるが、自分にはあまりよくわからない。ただ、『増加』を実感する。
 冬、支笏湖の北岸、南斜面にはシカがすずなり状態!十勝でも沢山いて一度車でぶつかって車のフロントを潰した!知床半島の個体群についてはもうご存じの通り。
 『エゾシカ』は『在来種』ではあるけれど、この『極端な増加』は農林被害だけでなく『環境問題』にもなっている。地域によっては深刻な『森林破壊』につながっている。『エゾシカの有効利用』などといい肉や皮を利用する向きもあるが、『焼け石に水』の感は否めない!
 赤井川でも増加の気配を感じる・・・
            どう付き合っていけばいいのだろう・・・