7月21日 大きな栗の木

午後から予報通り雨となりました。

 農家さんとしてはグッドタイミング『恵みの雨』です。
 自分も少しゆっくり過ごせる『恵みの雨』となりました。
 昨日の話になるのですが、日中あまりに暑いのでアリスファームに行き、ブルーベリーソースのかかったソフトクリームを食べて来ました。ブルーベリー園の実は熟すにはもう少しかかりそうです。因みにクラブハウスの駐車場北に植えたブルーベリーは順調に枝を出しており、来年は実を付けると思いますよ!(ブルーベリーは新しい枝にのみ実を付けます)楽しみにしておいてください。
 知っての通り、アリスファームのブルーベリー園奥には、『3本の大きな栗の木』があります。樹齢は100歳ぐらい(と推定すると書いてありました)。赤井川村は開村120年!栗の木は入植者によって植えられたものと考えられています。道路の反対側にも、そして赤井川神社の北にも栗の木の林(と言うほどではないが)があります。
 アリスファームの栗の木は村内では最も大きいそうです。村の歴史を見守って来ているのでしょう。
・・・入植が遅れた理由の一つはここが御用地(天皇直属の地)となっていたから。なぜ、御用地だったのかは知りませんが、もしかしたら『オオタカ』がいたからかも・・・。そして、カルデラ底(村の中心部)は湿地だった・・・今も、ススキやヨシが多い。オオウバユリもなぜか多い。・・・となると、入植は今のアリスファームあたりからスタートした?雪が多く、厳しい環境であり、凶作や飢饉に備え栗を家の裏、森との境目に植えていった。・・・
 この春からの点、点とした情報が何となく『線』になって来る。下の写真は赤井川の郷土資料館にあった稲の種をまくための道具・・・直播だったんだ・・・いろいろな農機具は作業の過酷さを想像させる・・・

・・・栗の花はそろそろ終わる。自分にとってはあまりいい匂いではない。でも、栗の実(種?)は大好きだ。秋にはいっぱいなるのかな・・・