10月24日 『面倒くさい』は『面白い』!

 10月22日にクラブハウスの2階を片付けました!

 札幌のマンションの方の引越しの準備も着々と進み、『いよいよだな!』と考えてしまいます。埼玉に行っても『パラグライディング』は続ける、とは思います。・・・が・・・最後に『パラ』を振り返ってみます。
 とにかく『面倒くさい』レジャー(スポーツ)ですよね!
 始めるきっかけは、ほぼみんな同じ!『空を自由に飛びたい!』です・・・たぶん、ここに『ソアリング』や『クロカン』の意識はないと思います。ここから本当に始めるまでのハードルはちょっと高いけど、そのハードルを越えて・・・!
 始めてみてとってもイライラするのが『飛べない』事!雨、風はそれは仕方がない!でも、パイロットがあんなに気持ちよさそうに飛んでいるのに何で練習生の自分は飛べないんだ!天気や仕事によっては1か月以上飛べないことも、そして冬も『冬眠』、でも、飛べるとやっぱり気持ちがいい!何とか早くパイロットになって『自由に』空を飛びたい・・・。まあ、パイロットになって冷静に考えると、これは至極当然の事!知識も経験もそして技術もない練習生が飛べる空の範囲はすごく狭い!
 この、『知識』『経験』『技術』がまた、面倒くさい!
 『知識』・・・本当にいろんな知識が必要になって来る。どうしても知っておかなければならない事も多いが、知っておいた方がいい事は数限りない・・・これは本当に『面倒くさい』・・・でも・・・自分にとっては、これはかなり『楽しい!』特に飛べない時、気象や空力、地形やそのほかいろいろな事を考え、調べることは飛ぶことと同じぐらいに面白い!!そして、それを実際のフライトに活用できるのだから!!!
 『技術』・・・フライトテクニック・・・これはインストラクターから直接いろいろ教わるのだが・・・これもまったくもって『面倒くさい』・・・と、言うか、何を言っているのかよく分からないことが多い!自分が最初に引っ掛かったのは、『ウェイトシフト』・・・これが何故か分からなかった。が・・・今となっては、何故わからなかったのかが、わからない!『技術』が数値ではなく『感覚』であり、しかもそれを飛んでいない時に口で説明する・・・これは、わかるわけがない・・・数学の授業を黒板を使わずにやっているようなものだ!今は、インストラクターがタンデムフライトで実際に操作をその場で見せてくれることも、そして練習生が実際にやってみることもできる。そういう意味でタンデムフライトは技術習得の早道にはなると思う!・・・自分は未だに『サーマルフライト』がわからない・・・
 『経験』・・・これが、一番厄介だ!『経験』できないのだ!何が危険で何をやってはいけないか、『経験』すればわかるだろうが、よっぽどでなければ『経験』できない(ヤスさんはそういう講習を受けてきている)。ちょっとずつ、危なくないようにできる範囲を増やしていくしかない。これとて『絶対安全』はなく、ちょっとしたこと、もしくは何でもなさそうな事も『事故』や『インシデント』につながる。一度事故が起きてしまえば、大きな事になりかねない。『事故』はむしろ『経験』のあるパイロットの方が起こしやすいかもしれない。
 パラグライディングは本当に『面倒くさい』・・・でも、この『面倒くさい』が『面白い』!焦らず、のんびり『面倒くさい』を『楽しむ』ことが『パラ』とうまく付き合う方法かもしれない。そして、何よりもそれを共有できる仲間がいることかな・・・
           ・・・今までありがとうございました。