無線の登録はお忘れなく~

2021年3月12日 追記

スクールでも何台かデジタル無線機を保有しており、登録申請してから有効期限の5年を過ぎる前に再登録申請をし続けなければなりません。

今、5年ぶりに申請書を書いているのですが、慣れないとなかなか手間ですので、備忘録も含め、申請方法をご紹介します。

そもそも、パラライフ北海道で使用しているデジタル無線機は、使用するにあたって、免許は必要ありません(無線の種類によっては、勉強して試験を受け、免許をもらわないと使えない無線もあります)。
ただ、無線登録は必要です。登録なしで使用すると、電波法に基づき「罰則」の対象となるようです。

なので、パラライフ北海道から購入していただいても、ネットなどで購入しても、使用する前にご自分で登録申請をしていただきます。


無線機の維持にかかる金額

無線機を持ち続けるには、本体購入以降、以下の料金がかかります。

初回:申請時に収入印紙、個別登録 2,300円 / 包括登録 2,900円
以降、5年ごとに再登録申請の時にも収入印紙、 個別登録 1,450円 / 包括登録 1,850円
他、毎年無線機1台につき 400円 の電波使用料がかかります(申請時に記入した住所に支払いの案内通知がきます)。

これらの料金の使い道についてはこちらをご覧ください。


では、実際の申請方法を見ていきましょう。

  1. 北海道通信局のページを開く
  2. 個別登録(1台のみ) か 包括登録(複数台保有)か選ぶ
  3. それぞれの書類をダウンロードし、記入例を見ながら記入
  4. 収入印紙を貼って、北海道通信局に提出(郵送)
  5. まとめ(自分で調べる・読むのが面倒ならこちらを読んでください)

1. 北海道通信局のページを開く

まずは、北海道通信局の申請ページを開きます。
※「デジタル無線機 申請」などで検索すると色々出てきますが、北海道(住所が同じ都道府県の申請局)でないHPを見ても様式が違ったり、送り先住所が違ったりとしますので、上記リンクから入ってください。

ページの冒頭はこんな感じ。

2. 個別登録(1台のみ) か 包括登録(複数台保有)か選ぶ

無線機を1台のみ保有する場合は個別登録。
複数台保有するまたは保有する予定の方は包括登録。
と、これ以降見る場所が変わりますので、注意が必要です。

それぞれの登録料と再登録料の違い。

3. それぞれの書類をダウンロードし、記入例を見ながら記入

個別登録なら、上記をご参照ください。
包括登録の方はこの写真のすぐ下に同じような項目があります。
左の赤丸が必要書類2種類になり、それぞれをポチっとクリックしてダウンロードします。プリンターで印刷してください(両面印刷禁止です)。

右の赤丸はそれぞれの記入例です。PDFファイルなので、クリックすると自動的にパソコン画面に表示されます。
この記入例を見ながら記入します。難しい内容ではないので、5~10分ほどで終わります。

個別登録の方は、無線機本体に書かれている製造番号などが必要ですので、無線機を用意してください。だいたいバッテリーを外したところに記入されています。

上の赤丸「適合表示無線設備の番号」がどこに書いてあるか分からない。とのご指摘を受け、調べますと、無線機に記載されている技術基準適合証明番号に関して、こちらで紹介していますのでご参照ください。

4. 収入印紙を貼って、北海道通信局に提出(郵送)

申請書の記入が終わりましたら、収入印紙(郵便局などで購入可能)を貼って上記住所に提出します。
お近くの方は直接持って行っても良いようですが、遠い方は郵送したほうが良いかと思います。
後日「登録状」が発行されますが、直接受け取れない方は、送る際に返信封筒に切手を貼り、送ってほしい住所を記入の上、申請書と同封して送ります。

個別登録の場合は、提出し、登録状をもらったら終了ですが、包括登録の場合は、登録状をもらってから15日以内に開局届を出さなければなりません。
こちらは料金はかかりませんが、無線機が増えるごとに無線機情報を届け出る必要があります。

5. まとめ

申請方法をお伝えしましたが、プリンターがないと無理~ や、パソコンがないと面倒~ などちょっとハードルは高いかも。

なので、「まだ申請していない」、「5年経って期限が切れたけど再登録してない」 けど難しくて・・・という方は、スクールで登録用紙と記入例を印刷して置いておきますので、来校時に記入してください。

お読みいただきありがとうございました。