- パラグライダーを本格的に始めたい!という方は、ライセンスコースに入っていただきます。
ライセンスコースでできること
・実技と学科によるパラグライダーの各種レッスン、ライセンス取得!
・ツアーに随行して、各エリアでソロフライト又はタンデムフライト!
・空き時間にはライセンスコースのメンバーとともパラグライダーの地上練習、各種アウトドア体験や農業体験を楽しめる!(※)
※アウトドア体験等の詳細は、「アウトドア&タンデム会員コース」のページをご覧ください。
コース料金等
初回入会費:¥10,000- (テキスト 3冊 含む)
レッスン料:¥45,000- / 1シーズン
※他、検定料・ライセンス申請料・諸経費が別途必要です。
機材料金
パラグライダーを始める方にとって一番高額なのが、機材の初期費用です。
高高度からフライトするためには、フライト機材をスクールで購入していただきます(機材持ち込み不可)。初級フライトセット一式のおおよその料金は70~80万円です。
他、検定代・パラグライディング連盟への登録代等かかるものもあります。
なぜスクールに入校するの?

パラグライダーは昔から比べると、機体の安全性や性能がよくなり、空を漂うだけでしたらそんなに難しいことではありません。
しかし、これからパラフライヤーとして長くこのスポーツを続けるには、パラグライダーを操縦する上での正しい技術と、知識。それと安全に対する責任感と正しい判断力が求められます。
これらを順を追って習えるのがパラグライダースクールです。
我流で始めても空に浮くことだけはできますが、正確な知識や訓練等を経ずに一人で空中へ飛び出すのは大きな危険を伴うばかりか、他人に迷惑をかけたり、他人に危険を及ぼします。勿論、万一ケガをした場合も保険の適用にはなりません。
結果、我流で飛んだ方以外のフライヤーやエリアにも迷惑がかかる場合もあります。
安全に楽しくパラグライダーライフ(パラライフ)を送っていただけるように、また、スクールやエリアが末永くフライトできるよう維持するためにスクールで学んでいただきます。
ライセンスコースでは、段階ごとにステップアップし、「パイロット証」の取得を目指します。

各コースの説明
ベーシックパイロットコース
本コースでのフライトレッスン本数(目安):15本
グライダーやハンググライダーなどの他の滑空機と違い、翼には骨組みなどはなく、生地とラインのみで構成されていますので、離陸には、特別な操作が必要です。
パラグライダーで離陸を行うためには、「テイクオフ」の練習を地上でしっかり行っていただきます。

初フライトまでの地上練習は、まずはスクールが用意する講習用機材を使用して開始できますが、なるべく早く各人でフライト機材を購入し練習していただきます。ご自分の機材に慣れてから初フライトしていただきます。
初フライトから当分の間はインストラクターからの無線誘導通りに飛んでいただき、「フライトすること」自体に慣れていただきます。
次に、着陸の練習に入ります。動力のないパラグライダーにとって着陸(アプローチ~ランディング)は非常に難しい技術になります。
静穏な大気で、無線誘導なしでアプローチ~ランディングができるようになるまで、早朝などの穏やかな大気の中でフライトを繰り返します。
その他必要な実技項目、地上練習、学科講習を受け、それぞれの検定に合格したらベーシックパイロット証取得です。

プライマリーパイロットコース
本コースでのフライトレッスン本数(目安):25本
飛び立つこと。降りること。に慣れたこのころから、空中でのさらにアクティブな操作の練習が始まります。
ハンググライダーなど他の滑空機とのもう一つの違いは、翼とパイロット(重心)は7mほどの細いラインで繋がっていて、翼と重心(飛んでいる皆さん)が離れているということです。
例えば、気流の変化などで翼が上に向かうような動きをした場合、ラインで繋がれたパイロットもその動きに併せて振り子のように上方向に動きます。これが揺れです。この動きは正常なもので、パイロットが操作をするか、気流が変化することで揺れが起きます。
空中での操作で大切なのは、この揺れに慣れること、揺れを安全に起こせること、揺れを理解し利用することです。
まずは静穏な大気の中で無線誘導にて揺れを起こしてみましょう。ご自分で揺れが起きていると感じられるまでフライトレッスンを繰り返します。
その他必要な実技項目、地上練習、学科講習を受け、それぞれの検定に合格したらプライマリーパイロット証取得です。

パイロットコース
本コースでのフライトレッスン本数(目安):35本
基礎技術を習得するパイロットまであと1歩です。
静穏な大気の中での揺らす練習は引き続き続けますが、パラグライダーでフライトをする場合、静穏な大気だけではありません。
上昇気流・下降気流、乱気流と入り乱れた空域を飛ぶことがあります。
そのような多少乱れたコンディションの中でもテイクオフ→フライト→ランディングができるようにフライトレッスンをします。

又、フライヤー各人が無理なくフライトを行えるかどうかの判断力を身につけていただきます。
安全にパラグライダーを続けるためには、高い技術を身に付けることも大事ですが、それ以上に「自分がフライトできる空域であるかどうか」を判断できる力を身に付けることが一番重要です。入校当初からこの判断力を身に付ける講習は行い、パイロット取得までに確立させます。
その他必要な実技項目、地上練習、学科講習を受け、それぞれの検定に合格したらパイロット証取得です。

パイロット証取得後
基礎技術を習得し、ある程度のコンディションの中、無線誘導なしでテイクオフ~ランディングができるようになりました。
これからは、他のパイロットと一緒に様々なコンディションでフライトし、上昇気流を捕まえ高度を獲得したり、長く飛んだりするソアリングを練習しながら楽しみましょう!

より高く!より長く!より遠く!気流を捕まえて飛ぶのは非常に楽しいフライトです。が、同時にリスクも伴います。技術や装備もフライトスタイルに合わせて変えていく必要があります。ある程度のレベルまではスクールで継続的にサポートします!
フライトの技術・経験・判断力が上がると、飛べるフライトエリアが拡大します。技量に合わせて色々なエリアに遊びに行くのも良いと思います。
