9月3日 『正しい』は正しいか?

 これはもう、『ラニーニャ』じゃないのか?

 ここんとこ、ずっと南東からの強風!台風はちょっと危ないレベル!北上し続けてくれているからまだ北海道は良いけど・・・これで偏西風の蛇行が変化したら・・・!!なかなか飛べない事にイライラはするが、なんかそれ以上の心配が沸き上がって来ます。(この話は次回・・・)
 上の写真は、ロンドンのウエストミンスター寺院です。イギリスの王室や著名人が協会の屋内に埋葬されています。1859年、50歳で『進化論』発表した『チャールズ・ダーウィン』もここに眠っています。生誕200年祭の2009年9月行って手を合わせてき来ました。自分は『生物屋』だったので、ダーウィン先生にはちょっと興味を持ってましたし、この年、自分も50歳になりました。手を合わせながらダーウィン先生に思いを馳せます。折しもこのミレニアムイヤーに英国国教会はようやくダーウィン先生に謝罪を表明しています。
 『チャールズ・ダーウィン様、あなたの生誕200年に際し、英国国教会は、あなたの学説を誤解したこと、最初の対応を誤ったために未だにあなたが多くの人たちから誤解されていることに対して謝罪しなければなりません(2008年9月15日)。』
 未だに、欧米では『進化』について否定的な考え方が多く、『生物の授業』を行う上では実にナイーブな問題です。自分が高校で『進化論』を教えていた時もこの問題に直面しました。更にこの問題は『どちらが正しい!』という問題ではない事に気が付かされます。実はダーウィン自身、発表の時に既に相当悩んでおり、発表の仕方を考えていました。・・・が・・・当然の如く、世の中からは『気ちがい』扱いされ、生涯悩み続けます。
 ちょっと、大きな話になりましたが、
 『正しい事が正しいとは限らない!』という事は本当にいろんな場面で遭遇します。いつでも『これでいいのか!』と、自分の考えや行動を検証し続けて行かなければならない!と、いつも思うのですが・・・