2/27(金)~ イグルー講習
来年の冬からイグルー事業を開始しよう!とイグルー作成のスキルアップのため講習を行いました。その備忘録です。
東北に拠点を置きイグルーを作り続けて約40年以上の大権威!青森大学佐々木教授を講師に迎えての講習です。去年は関野農場さん主催で行い、8名で2日間かけて直径3mのイグルーを作成しました。
今年は私たちからお願いしてお越しいただきました。2/26(木)青森~函館フェリーで15時ころ函館着。そこから車で20時過ぎに赤井川到着。

2/27(金)
天気は曇り、気温は最高4℃ほど。ザラメ雪でイグルーつくりには最悪のコンディション。
9時スタート。まずは雪ブロックを切り出す場所の雪踏み。ほぼ沈まなくなるまで根気強く踏み続けます。

パラライフメンバーはハリーさん。毎度ありがとうございます!
イグルーの中心に棒をさし、大きさを測り(今回は直径2.8m)、1段目のブロックを置くところに杭を刺して目印に(半径1.4mのところ)。その外側に1段目の雪ブロックを置いていきます。上の画は1周置き終わったところ。1段目の最初のブロックを削ってスロープ状にし2段目を乗せていきます。

ハリーさんは腰が痛く、カナちゃんと雪ブロック切り出し担当。
途中から拓也君合流で私と二人でブロックの運搬。教授はブロックを成型して積んでいく。5人いるとものすごくはかどります!
ハリーさんの奥にあるl字型の木枠が今回の秘策!
イグルーはブロックを円になるように積んでいくのですが、必ず両サイドを切り落とし台形にしてから置いていきます。円が小さくなるにつれ(上段に行くにつれ)切り落とし量は増えていきます。
「せっかく運んでも切り捨てられるのももったいないし運ぶのも重い・・・。」「イグルーの周りは切り落とされた雪が大量に・・・。」「廃棄が多いと切り出す面積も大きくないといけないし、せっかく踏み固めた雪がもったいない。」→「切り出すときに長方形ではなく台形で切ればいいじゃん!」ということに約1か月前の練習時もう少しで積み終わるという時に気が付いて台形の定規を角度を変えて下段・中断・上段と3種制作成!
これがものすごくいい!
一つ一つのブロックの形が揃ってキレイ!(切るのが楽)
運搬も必要な雪だけでよいので軽い!?(それでも重いですが・・・)
イグルーに置く時も微調整でよいので余計な雪は少ないし、時短!

2段垂直に積み、3段目の途中から5㎝くらい内側に入れていきます。どんどん円が小さくなるのですが、今日では積みきれないし、しかも今晩雨が降る・・・。
雨は雪ブロックを劣化させ、完成するまでは不安定で最悪崩壊もあり得るので、今日は6段積んで終了。ブロック間の隙間を雪で埋めます。さらさら雪だと水を入れてシャーベット状にするのですが、今日はすでにシャーベット。この作業は楽です。
直径2.8mサイズは2名が寝れるサイズ。断熱材で作ったマットを並べてみます。角を落とす&幅を900mmから800mmにするという手直しでよさそう。

他、入り口を開けて通路を作り、初日の作業終了。

2/28(土)
天気は霧雨~小雨。夜にぎりぎりマイナス気温になりましたが、日中はずっとプラス気温。
アメダス上でも赤井川は積雪が3cm減っていましたが、イグルーも約3cm低くなっているくらいで特に問題なさそう。
教授は今まではブロックを水平にならして積んでいきました。イグルーは春に向かって真ん中(一番高いところ)が顕著に下がっていき、中に入ると内側に広がるように沈みます。今回はこれを見越して外側を少し低くしながら積んでみよう!と教授も初挑戦の積み方。

今日から参戦のふうかは、はしごを次に架け替える係。
とにかく雨を吸った雪ブロックは重い!

残り数ブロック積んだら完成ですが、この状態で1晩放置。入口からイグルー上部に向かって空気の流れを作り、明日の朝は氷点下になるはず。その寒気を入れることでイグルー内部を丈夫にします。

イグルー宿泊体験のデモ。

ハリーさんと教授にも寝てもらいました。
このアングルで撮影できるのは今日だけ!

焚火&焼きマシュマロ。これも来冬事業化できないかな~。
ふうかと私は見事に真っ黒になりました・・・。

去年はイグルー内で宴会をしたのですが、今回作ったものは宿泊用にテーブルなし仕様なので関野家にお邪魔して宴会~。道の駅のオードブルを用意しました。
ハリーさんは宴会後札幌へ!お疲れさまでした!関野さんありがとうございました!

2/29(日)
朝方-5℃くらいまで下がり、雪はガリガリ。
入口にブロックを積み通路を設置。風が直で入らないようL字にします。
トイレ手前の崩壊したイグルーは、20日ほど前に練習で建てたもの。連日の暖気でどんどん下がり、昨日ふうかと上に登ってジャンプしたら崩壊しました!

最後のブロックを上げます。
最後は6角形上に合わせて現場で成形し、下を細くテーパー状にして栓をするようにはめて完成!

入口も一番手前だけアーチ状にしました。
今回は両サイド倒れそうなブロックをみんなで支えながら最後のピースをはめましたが、アーチ状の木枠を作って乗せたほうがキレイだし負担なく作れます。これは来期までに準備ですね。
教授は晩に函館発のフェリーで帰ります。昼前には赤井川出発!お世話になりました!

夜。早速私だけ泊まってみました!
車の通行もほぼなく、雪の中なのでとても静か。
寝袋は日本メーカー(ベアーズロック)の化繊素材マミー型で、快適温度-12℃。限界温度-34℃と化繊素材の中ではトップクラスの温かさ!
その中に衛生面も考えてインナーシーツ。
イグルー内は湿度ほぼ100%なので、こちらも日本メーカー(オクトス)のアウターシュラフ(防水透湿素材)で覆う3層構造。
とても快適に寝れました!補修しながらいつまで持つか楽しみです!
【パラライフメンバーにお願い!】
宿泊体験事業を始めるにあたり、モニター宿泊者大募集!
イグルーの中で寝てみたい!というチャレンジャーはぜひご連絡ください!
無事生還した際は感想をお聞かせください。一人でも多くのご参加よろしくお願いします!
