5月21日 うそつきカッコー!

5月14日、赤井川でのカッコー初日(カッコーが初めて鳴いた日)

それから毎日鳴いている。


カッコーが鳴いたら、『田植えをしてもいい!』『霜は降りない!』

と、言われているのに。もう、1週間も鳴いているし、今日もしきりに鳴いている!なのに、『霜』(写真は霜の付いたヒメオドリコソウ)。しかも・・・ちょっとやばいレベルかも。
 この春は、雪解けが早かった割には、ここに来て気温が上がらない。
農家さんとしては、大問題だ。スクールがオープンしてからずっと北風!
 ・・・では、なぜ、カッコーが鳴いたら・・・なのか
 実は、カッコーは他の渡り鳥(夏鳥)よりも少し遅れてやってくる。
どうも、体温保持能力が低く、寒さに弱いらしい。
そのことが関係してるかどうかは、わからないが、もう一つ面白い特徴がある!『托卵』・・・誰かに自分の卵を育ててもらう(自分では育てない!!)(いや、自分で育てる親もいるそうだ)。
 あまり、生き物に興味がない人は『本能でしょ!』で片づけてしまう。
でも、これは『本能』とは言わない。『文化』という。『動物文化学』というジャンルがあるくらいだ!人間の『文化』と同じで地域性があり、後天的だ!レポートで『カラスのソアリング文化』なんていうのを書いてみようかな?