6月13日 山、白くして

『快晴なれど、山白くして、フライトを拒む!』

 以前、『色』の話を書きましたが、『色』に他の『ニュアンス』を表現させる場合もありますよね。
 ここでの『山白くして』の『白』は、山の木々の葉っぱがひっくり返っている様を表しています。ご存じの通り、葉っぱは裏側の方が『白っぽい』ことが多いです。
 山全体が白っぽく見える、という事は『山全体が強風』=『飛べない』ということです。慣れてくると、山を一瞬見ただけで『今日は無理じゃない』となります。パラをやる上では重要な『観察力』のひとつかもしれません!
 では、ここでの『白』の反対は・・・そう!『緑』となります。
 因みに『黒』もよく使われます。一番有名なのはドイツの『シュヴァルツ・ヴァルト』=『黒い森』ではないでしょうか。
 そんなこんなで、飛べないので3人でテイクオフにハイキング!3人いると安心(また、根拠のない安心感)!
 今日も、澄んだ空気の中、赤井川村の風景は素晴らしい!ここに来て2カ月『移動しない旅』も中盤戦へ・・・
   ・・・少し違った『視点』を入れていきます!
           (写真は6月1日のフライトで、関野農場を撮る)