6月25日 農家仕事とパラ

テイクオフから最も近い所にカボチャ畑があります。

草取り、親蔓(つる)の方向を整えたり、子蔓を使う畑では親蔓の芽を摘んだり、と、なかなか手間がかかります。で、収穫は一株から1~2個!
 本当に手がかけられて作物は出来上がります。しかもその値段はなかなか読めない。年により3倍、4倍の差が出来るそうです。関野さんと作業をしながらいろいろ話すのですが。
 『農家仕事』と『パラグライディング』にちょっとした『共通性』を感じます。まず、第一に自分にとって『とても楽しい!』・これはいいとして、
 自然相手であり『復習』=『検証』がしにくい。要はいろんな要素が絡み合った中で多くの『選択』をし、その『結果』なので、どの『選択』が功を奏しているのかを確認できない。科学実験だと、『コントロール=対象実験』に対して一つのファクターのみ変化させて『結果』との『相関』を見ることで『相関関係』を導き出します。そういう事がとてもやりにくい。
 更に農業の場合、難しい(困難な)状況の中で成功すると、一人勝ち状態になり値段が跳ね上がる。逆だと豊作貧乏みたいなことも起こってしまいます。「カボチャがそのいい例だ」と関野さんはいいます。現に今期5月21日の霜でカボチャを全滅させられてしまった所もあります。「苗の生育が悪くて助かった!」と関野さん。
 だから農業は楽しい・・・のかもしれない・・・
 だからサーマルソアリングは楽しい・・・・・・のかもしれない・・・