7月19日 菩提樹の香り

少しの仮眠を取って20日午前1時半!

この歳時記を書こうと思い、2階の部屋から外に出ます。
・・・昨日の午後の強い北風は当然のごとくおさまっています。
・・・星はなく、カルデラは蓋をされ・・・
・・・微かな吹き下ろしが、森からの香りを届けます・・・
・・・視覚はなく・・・聴覚もなく・・・
・・・ミストが香りを強調して・・・

 ボダイジュ(シナノキ)の濃密な甘い香りに包まれます・・・・

 しばしの間、その香りの中に身をまかせます。
臭覚にも鈍感な自分がこれだけ強く感じられるのだから、もう村内はすべて『菩提樹の香り』だ。
 数日前、札幌の百合が原公園でもこの香りに包まれた。
 ここに戻る車の中、峠を越えていくとき、妻は『いい香り』と言っていた。2日前、ビジターの女性がテイクオフに向かう車の中で『甘い香りだね!』と感動して言っていた。
 たぶん、今、僕が感じているような香りをその時感じ取っていたのだろう・・・・・それは感動するよな・・・

 ・・・今日、書こうと思っていたのは本当は『リーサイド』の『サーマル』。今日の午後、北風の中、大黒山にできる『雲』を見ていて書こうと思った(上の写真)!動画に撮れば一目瞭然なのだろうが、静止画から考えた方が理解は深まる。
 情報量が多すぎると情報は意味をなさなくなる・・・
   『見えることで、見えなくなる』ものだ!
 下に風の流れを入れてみた。赤は『温まった南西風』青は『北東からの冷たい海風』。前者は『倶知安の風』後者は『余市の風』と考えていい。
 黄色の部分に『 リーサイド・サーマル』が湧いてはいるが・・・
    まあ、また今度きちんと説明はしようと思いますが、今日もここまで・・・