7月22日 翼型:アスペクト比

キャノピー(翼)の性能の話をする時。

 最も出てくる単語が『アスペクト比』だ。パラグライダーの場合、この『アスペクト比』にも『投影』と『展開』がある。例えば初級機の『プリオン4』、『投影アスペクト比』が、3.17 『展開アスペクト比』が4.63 となっている。読んで字のごとし、『投影』は飛んでいる形を下から見たら。『展開』広げた時。『アスペクト比』は言い換えると『縦横比』。この数値が大きいと『ながひょろい翼』。小さいと『丸っこい翼』。また、一般にアスペクト比が高い機体は『高性能機』。低い機体は『初級機』と言える。
 キャノピーの、A、B、Cで比較すると、(例ですが)A=4.8、B=5.3、C=6.2となる。展開アスペクト比が高いと、『翼端渦』(よくたんか)による『抗力』(飛ぶのを邪魔する力)が小さいので性能(滑空比)が良くなる。
 『翼端渦』については別の所で説明します。
 で、・・・7月18日の鳥の名前と、それぞれの『アスペクト比』を掲載します。
 1: アホウドリ  ;アスペクト比=10.7
 2: カラス    ;アスペクト比=3.7
 3: アマツバメ  ;アスペクト比=6.0
 4: トビ     ;アスペクト比=5.3
 5: カモメ    ;アスペクト比=6.4
 でも、鳥の場合、どいつが『高性能』ということはありません。それぞれが『ベスト』を狙っています。つまり、やりたいことが違うのです。
 アホウドリは『ダイナミック・ソアリング』、トビは『サーマル・ソアリング』、カモメは『リッジ・ソアリング』です。
 『サーマル・ソアリング』、『リッジ・ソアリング』はわかりますよね。
 『ダイナミック・ ソアリング』は海上で、海面近くが海面の抵抗により風速が弱められることによるウィンドグラジェントの効果を利用したソアリングです。
 詳しくは『翼面荷重』の話を進めた後、説明しますが・・・
 要は、高性能機が高性能とは言えないといういう話につながります。
 


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