7月30日 遺跡を巡る

 海岸まで出て、フゴッペ洞窟と3つの環状列石を巡った。

 7月1日、赤井川村の郷土資料館で話を聞いた後、曲川遺跡に行ってみた。余市川を渡ってシュマンベノ沢川沿いに少し林道を入った河岸段丘上に遺跡はあった。・・・標高は167m・・・やっぱりこの高さだ。・・・6月30日に『歳時記』に乗せた遺跡のポイントを思い出す。・・・でも、ここは『赤井川カルデラ』内と言えるか?どちらかと言えば『余市川カルデラ』と言える。ここのカルデラは@字状の『二重カルデラ』になっており、内側が『赤井川カルデラ』、外側が『余市川カルデラ』だ。この辺の『地形』的な事も興味深い・・・
 遺跡は標識が立っているだけで何となく実感がわかない。・・・
 ・・・で、今日、海岸まで出て、フゴッペ洞窟と3つの環状列石を巡ってみました。
 フゴッペ洞窟は、1世紀~7世紀ぐらいの『続縄文時代』の遺跡で、土器、石器、骨角器、また、動物や魚の骨、そして何よりも岩壁に刻まれた絵『岩面刻画』が出土しており、展示もされている。
 ・・・おおっ!!!あった!!!・・・赤井川産の黒曜石を使った石器だ!(ようやく見分けられるようになりました)白滝産のものも混在してました。
 西崎山環状列石は3500年前というから『縄文時代』です。標高71mぐらい、海が見渡せる丘の上にありました。その頃の人は何を思って海を見つめたのだろう・・・