8月15日 お盆ですので・・

 何となく世界が混沌となっている。虹が出ている。 

 日の出、寝てないせいか、考えれば考えるほどカオスの世界にはまり込んでいく。虹は消え。また、別の場所に出る。しばし時間の流れに身を置く。
 13日に掲載した英文の話です。このニュワンスを少しわかりかけたのは、英文と出会って20年近く経った、2014年2月13日、可愛がっていた雄ネコが僕の手の中で逝った時。ちょっとだけ苦しげに「ウッ!」と少し体を硬直させた後『フゥッ・・』と小さく息をはきました。硬直が解け、体が少し軽くなります・・・。彼の魂(spirit)が大気(air)に旅たちshareされていきます。・・・もう55年以上生きて来たのに、そして仲間、友人、教え子まで何人かを失って来たのに『死』を感じ取っては来ていなかったように思いました。『死』と『生』は表裏一体なものであり、どちらが『表』という事はないと思う。いや!もしかしたら『死』が『表』で『生』が『裏』なのかもしれない。僕らは『生まれる場面』も『死にゆく場面』も病院の部屋の中に隠しこんで、知らんぷりをして『やりすごして』しまっているのではないか。だから・・・あの英文の『breath』も『sigh』もわからなくなってしまっているのでは・・・。二人に線香をあげながら、二人に話しかける・・・あちらの世界でも仲良く暮らしなさい・・・と・・・