8月24日 「おい!こら!」
ゴマダラカミキリにカメラを向けます。
進路を塞ぐ様にカメラをセットすると、胸を持ちあっげて「おい!こら!お前は、何なんだ!」と怒っています。少しの間、カメラとのにらめっこをした後、カミキリは進路を変えます。ダイアナに対するパパラッチよろしくカメラはしつこく追い回し、最後には人間の手(自分のなのですが)が伸びてきて・・・!「だから、何なんだよ!これは?勘弁してくれよ!」・・・
・・・よく僕は、『擬人化』した表現を使いますが、これは良い事なのでしょうか?それとも・・・。以前にも少し書いた気がします。良いか、悪いかではなく『より良い擬人化表現を使う!』は心掛けているつもりです。
人それぞれ、何を見ても受け取り方は違います。ましてや異なる生物種であれば感覚器官そのものが全く違います。ある種の昆虫や鳥は人間には感知できない紫外線を見ていると言います。例えば『眼』を持たない生物は当然『視覚』を持ちません。・・・では、ものの形を見てないか、というとそんなことはありません。例えば『エコー・ロケーション』なんていう方法は有名です。
『擬人化』する時は、その生物の気持ちを少しでも読み解く努力が必要だと思います。実は『人間同士』でも、これは非常に重要なことで、『コミュニケーション』にとって最も重要な事は『相手の存在を肯定する事』と高校生にも教えます!でも、これがなかなかできない。『自分の言いたいことだけ言って、人の話を聞かない』人はとても多い!・・・と、言うか全ての人にこの傾向がある!それ自体は悪い事ではない・・・が・・・気お付ける事は更に重要だ!・・・と、自分に言い聞かせる!!